葉桜の季節
2026/04/06
荒木建策(放送作家/脚本家)
散るという
飛翔のかたち
花びらは
ふと微笑んで
枝を離れる 俵万智
お花見真っ盛りの今の時期。
そういえば、今年は花見どころか、
桜の花すら一度も見ていないなと
なんとなく物足りない気分でいる中の
先週の雨。
桜散る散る。
土曜日も雨。
花見の予定を組んでいたであろう
想像上の人たちに同情したり、
花見需要を見込んで花見スポットに
出店している縁もゆかりもない飲食店の
経営状況を憂いたりしながら、
過ごしていた。
そうするうちに思い直した。
やっぱり桜を見ないのはもったいないと。
日曜日の天気を確認すると、
なんとか花見ができそうな予報。
そうして、日曜日。
近所の花見スポットを検索して
行ってみることにしたのである。
探し当てたのは、
境内で花見ができるお寺。
ブルーシートを敷くのもOKで、
この日曜日は、
境内でフリーマーケットも行われている。
いざ行ってみると、
決して賑わっているとは言えないまでも、
数十人がブルーシートの上で宴会中。
桜は、葉桜と呼んでも
差し支えないくらいにまで散っていたが、
それはそれで風情があった。
桜を堪能し、
写真を一枚撮って、
満足したので1分ほどでお寺を後にしたが、
それなりの満足感は得られたと思う。
来週は、都内のほとんどの桜が
葉桜になるだろう。
この時期になると思い出す一冊の本がある。
『葉桜の季節に君を想うということ』
2004年の「このミステリーがすごい!」
第一位に選ばれた名著である。
いわゆる
「叙述トリック」を使った秀逸な作品で、
私は、それを知っていながらも
見事に騙されてしまった。
また、読み直そうかと
毎年、葉桜の季節に思うのだが、
一度読んだ本を、
読み直したことなど一度もないのである。
などと書いていたら、
叙述トリックの作品が読みたくなり、
5冊ほどポチった。
一冊でも当たりがあれば、
今回の1分花見は大成功と言って良いだろう。
散るという
飛翔のかたち
花びらは
ふと微笑んで
枝を離れる 俵万智
お花見真っ盛りの今の時期。
そういえば、今年は花見どころか、
桜の花すら一度も見ていないなと
なんとなく物足りない気分でいる中の
先週の雨。
桜散る散る。
土曜日も雨。
花見の予定を組んでいたであろう
想像上の人たちに同情したり、
花見需要を見込んで花見スポットに
出店している縁もゆかりもない飲食店の
経営状況を憂いたりしながら、
過ごしていた。
そうするうちに思い直した。
やっぱり桜を見ないのはもったいないと。
日曜日の天気を確認すると、
なんとか花見ができそうな予報。
そうして、日曜日。
近所の花見スポットを検索して
行ってみることにしたのである。
探し当てたのは、
境内で花見ができるお寺。
ブルーシートを敷くのもOKで、
この日曜日は、
境内でフリーマーケットも行われている。
いざ行ってみると、
決して賑わっているとは言えないまでも、
数十人がブルーシートの上で宴会中。
桜は、葉桜と呼んでも
差し支えないくらいにまで散っていたが、
それはそれで風情があった。
桜を堪能し、
写真を一枚撮って、
満足したので1分ほどでお寺を後にしたが、
それなりの満足感は得られたと思う。
来週は、都内のほとんどの桜が
葉桜になるだろう。
この時期になると思い出す一冊の本がある。
『葉桜の季節に君を想うということ』
2004年の「このミステリーがすごい!」
第一位に選ばれた名著である。
いわゆる
「叙述トリック」を使った秀逸な作品で、
私は、それを知っていながらも
見事に騙されてしまった。
また、読み直そうかと
毎年、葉桜の季節に思うのだが、
一度読んだ本を、
読み直したことなど一度もないのである。
などと書いていたら、
叙述トリックの作品が読みたくなり、
5冊ほどポチった。
一冊でも当たりがあれば、
今回の1分花見は大成功と言って良いだろう。