人類は猫にすら勝てない
2026/05/11
荒木建策(放送作家/脚本家)
人類の7割は、
本気を出した猫に勝てないという。
本気を出した猫は、
鋭い爪や牙、俊敏な動きで
人間が抵抗するのは非常に困難。
だから、
熊になんて当然勝てないのである。
好戦的な熊なら人間なんてイチコロ。
(ちなみにイチコロとは、
「一撃でコロリと倒れる」の略)
顔面に軽く一撃喰らうだけで、
顔全部の皮膚はもちろん、
当たり所によっては、
眼球ごと持っていかれるくらいの
ダメージを負わされるのである。
テレビでは、
そんな生々しい報道はしないから、
熊の本当の恐さというのは、
体験していない人間には伝わりづらい。
熊の本当の恐さが知りたいなら、
吉村昭の『熊嵐』を読むか、
モデルになった三毛別熊事件を
Wikipediaあたりで調べてみるのがいい。
福岡大学の
ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件で
ググってみるのもいいだろう。
そして、
その事件の詳細を知った時、
実体験ではないにも関わらず、
熊の恐ろしさに震えあがることになり、
駆除された熊を「かわいそう」などとは
絶対に思えないようになるだろう。
誤解を恐れずに言うと、
熊の本当の恐ろしさを知ってなお
その土地に住んでいる人間は、
愚かにもほどがあると私は思う。
熊との共存など絶対にありえないこと、
熊の存在はある意味「嵐」であり、
自分の身にいつ起こってもおかしくない
自然災害と同じだということを
認識すべきである。
先日、熊の彫り物を作りながら、
写真を撮って生活している
「ヒグマの専門家(笑)」が、
冬眠明けの春先に300㎏を超えている熊を
「メタボヒグマと呼んでいます」と
ニタニタした顔で話していた。
近くで生活しているのに、
襲われた経験がないからこの有様。
想像力の欠如が招く悲劇。
その悲劇に遭わないためには、
猛威から距離を置くしかないのだが、
多くの人はそれに気付かないから
また、熊による獣害は起きてしまうのである。
鈍感は欠陥。
死を招く人間のバグなのかも知れない。
人類の7割は、
本気を出した猫に勝てないという。
本気を出した猫は、
鋭い爪や牙、俊敏な動きで
人間が抵抗するのは非常に困難。
だから、
熊になんて当然勝てないのである。
好戦的な熊なら人間なんてイチコロ。
(ちなみにイチコロとは、
「一撃でコロリと倒れる」の略)
顔面に軽く一撃喰らうだけで、
顔全部の皮膚はもちろん、
当たり所によっては、
眼球ごと持っていかれるくらいの
ダメージを負わされるのである。
テレビでは、
そんな生々しい報道はしないから、
熊の本当の恐さというのは、
体験していない人間には伝わりづらい。
熊の本当の恐さが知りたいなら、
吉村昭の『熊嵐』を読むか、
モデルになった三毛別熊事件を
Wikipediaあたりで調べてみるのがいい。
福岡大学の
ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件で
ググってみるのもいいだろう。
そして、
その事件の詳細を知った時、
実体験ではないにも関わらず、
熊の恐ろしさに震えあがることになり、
駆除された熊を「かわいそう」などとは
絶対に思えないようになるだろう。
誤解を恐れずに言うと、
熊の本当の恐ろしさを知ってなお
その土地に住んでいる人間は、
愚かにもほどがあると私は思う。
熊との共存など絶対にありえないこと、
熊の存在はある意味「嵐」であり、
自分の身にいつ起こってもおかしくない
自然災害と同じだということを
認識すべきである。
先日、熊の彫り物を作りながら、
写真を撮って生活している
「ヒグマの専門家(笑)」が、
冬眠明けの春先に300㎏を超えている熊を
「メタボヒグマと呼んでいます」と
ニタニタした顔で話していた。
近くで生活しているのに、
襲われた経験がないからこの有様。
想像力の欠如が招く悲劇。
その悲劇に遭わないためには、
猛威から距離を置くしかないのだが、
多くの人はそれに気付かないから
また、熊による獣害は起きてしまうのである。
鈍感は欠陥。
死を招く人間のバグなのかも知れない。