ブラックキャップを買いました

2026/05/25

荒木建策(放送作家/脚本家)

Gの季節である。
私は本当にGをはじめとする
虫のたぐいが苦手で、
できることなら
この世界から
すべてのGを駆逐したいと思っている。

同時に、
無責任ながら、
誰かがやってくれないかとも思っている。

でも、
よく考えたら、
彼ら、もしくは彼女らが、
人類に害をもたらすことは
ほとんどない。

見た目が気持ち悪い、
動きが気持ち悪い、など
イメージ先行で忌み嫌われているだけで
「実害は?」と問われたら、
雑菌が…などと誤魔化して、
あとは口ごもるしかない。

それに引きかえ…
話は170°くらい変わるのだが
栃木の強盗殺人の件はどうだ。

ふいに現れる
「善意の」Gとは違って、
犯人たちには計り知れない悪意があった。
慮るに、
殺されたご婦人に刃物を突き立てた奴は、
特に気が違っている
一人だったかも知れないが、
私から言わせたら、というか
社会全体からして、
そこにいた全員がもう
絶対的にG以下の存在なのである。

だったら、どうするべきか。

一択。
駆除。
それしかない。

少年だから…とか
当日まで知らなかった…とか
などという「知らんがな」事象で、
赦されてはいけない。

全員、駆除。

さらには、
このG以下の存在を作ってしまった
親や教育者、
それに準ずる存在。
私は、「ごと駆除」でいいと思うのだが、
法的にも、
倫理的にも、
物理的にも難しいが、
誰かやってくれないかなぁ…。

などと思いつつ、
人任せの私は、
とりあえず
Amazonでブラックキャップを
ポチることしかできないのである。