大阪苦手やわー
2024/05/27
荒木建策(放送作家/アリゴ座主宰)
少し前に京都へ行った話を綴ったが、
実は、初日は大阪観光を楽しんだ。
ただ、
楽しんだというのには
語弊があるかも知れない。
もう5度目くらいの大阪だが、
エスカレーターの乗り位置が逆、
というのには未だに慣れず、
左側に立っていたら
後ろの人に舌打ちされた。
よく耳にする話だが、
東日本は右側が、
西日本は左側が歩行者ゾーン。
余談だが、
名古屋では、
右にも左にも人が立っている。
翌日、京都へ移動。
京都も当然、
右に乗れば良いのだろうと思うだろうが、
これが巧妙な罠。
逆なのである。
東京と同じで左側。
これひとつ取っても、
京都には、
「大阪と一緒は嫌」という意識が
深く根付いている気がする。
閑話休題、
食にも驚かされる。
大阪のとある商店街の
店先に出ていた屋台で振る舞っていた
「たません」なるものを頂いたのだが、
これがなかなかうまい。
たませんとは、
えびせんの上に
半熟のたまごが乗っているもので、
カッチカチのえびせんと
やわらかいたまごの食感が絶妙。
そこに、ソース、マヨネーズ、天かす、
青のりが絡めばあら不思議、
完璧なB級グルメの出来上がり。
そのお店では、
くじを引いて当りが出れば
たまご2個乗せのサービスを行なっていて、
私は当たったのだが、
持ちづらいし、
胃にやさしくないので、
正直、余計なお世話だった
というのはここだけの話。
それから、
それを作っていた店員さんのノリ。
「たません知らないんすか?
モグリですやん。
関西ではお祭りにたませんの
お店が出てなかったら暴動ですわ」って。
本当か?
私はモグリなのか?
暴動が起きるのか?
どれくらいの規模の?
と、私はそこそこのショックを受けた。
帰京してから、
真相を確かめるべく、
関西出身の人に話を聞いたら、
「なんすか、それ。知りませんわ」
と言われて愕然。
私は何を食べたのだろうか?
大阪、苦手やわ~。
少し前に京都へ行った話を綴ったが、
実は、初日は大阪観光を楽しんだ。
ただ、
楽しんだというのには
語弊があるかも知れない。
もう5度目くらいの大阪だが、
エスカレーターの乗り位置が逆、
というのには未だに慣れず、
左側に立っていたら
後ろの人に舌打ちされた。
よく耳にする話だが、
東日本は右側が、
西日本は左側が歩行者ゾーン。
余談だが、
名古屋では、
右にも左にも人が立っている。
翌日、京都へ移動。
京都も当然、
右に乗れば良いのだろうと思うだろうが、
これが巧妙な罠。
逆なのである。
東京と同じで左側。
これひとつ取っても、
京都には、
「大阪と一緒は嫌」という意識が
深く根付いている気がする。
閑話休題、
食にも驚かされる。
大阪のとある商店街の
店先に出ていた屋台で振る舞っていた
「たません」なるものを頂いたのだが、
これがなかなかうまい。
たませんとは、
えびせんの上に
半熟のたまごが乗っているもので、
カッチカチのえびせんと
やわらかいたまごの食感が絶妙。
そこに、ソース、マヨネーズ、天かす、
青のりが絡めばあら不思議、
完璧なB級グルメの出来上がり。
そのお店では、
くじを引いて当りが出れば
たまご2個乗せのサービスを行なっていて、
私は当たったのだが、
持ちづらいし、
胃にやさしくないので、
正直、余計なお世話だった
というのはここだけの話。
それから、
それを作っていた店員さんのノリ。
「たません知らないんすか?
モグリですやん。
関西ではお祭りにたませんの
お店が出てなかったら暴動ですわ」って。
本当か?
私はモグリなのか?
暴動が起きるのか?
どれくらいの規模の?
と、私はそこそこのショックを受けた。
帰京してから、
真相を確かめるべく、
関西出身の人に話を聞いたら、
「なんすか、それ。知りませんわ」
と言われて愕然。
私は何を食べたのだろうか?
大阪、苦手やわ~。