洗濯の選択

2020/07/13

執筆/荒木建策・放送作家

どれだけ短パンを愛していようとも、
ボーボーのスネ毛丸出しハムで仕事場に行くのは難しいし、極力キレイな格好をと意識はしている。
本日はカットソーにシャツ、下は7分丈のパンツという出で立ちであった。運動はしていない。
これはイケると持っていったネタを滑り倒すという、冷や汗をかくような苦境に立たされたわけでもない。
食べかすやジュースをこぼして目立つ汚れを付けたわけでもないとすれば、
果たして私はどれを洗濯すればいいのだろう。
たとえ気温が低くとも、生きている以上汗はかく。
カットソーは下着と一緒に洗濯に回すのが無難である。
ならばシャツはどうだ。
デニム生地のシャツ故に目立った汚れは認められぬが、
日中あちこち飛び回ったことを考えれば、
肌が触れていた首周りは汚れているはずで、これも洗った方がよさそうである。
しかし、パンツだけはいいのではないか。
エイッ、エイッといった感じで頑張れば、
あと1度や2度は履けるような気がするのだがどうだろうと、
洗濯カゴと物入れの間を行ったり来たりするようになれば、夏はもうすぐそこ。
締め切りの時刻もすぐそこに迫っているため、
簡単ではありますが、今週はこの辺で。