一言足りない

2021/02/24

ご無沙汰しております。
弊社、システム/プランニング担当:今村です。

久しぶりに会った母の顔が白い。
20年近く前から、一緒にハワイに行っても日傘をさして、
現地の方々に「(暑さ対策として)Good idea!!」と言われていた過去を持つだけのことはある。
勿論、なぜこの常夏へわざわざ来た?と嫌味のつもりだった方もいただろうと推察しますが、
コンドミニアムを経営している家族ぐるみの付き合いの友人宅を訪ねることが目的である上、
元々、肌が強くなく、軽い日光蕁麻疹があるゆえの行動だった。
にしても白い。

この一年自粛して、多くの方々同様、買い物の回数を極力減らしていると聞いていたので、
物理的に紫外線を浴びる時間が短くなってる生活のせい?と尋ねたら、
「それもあるかもしれないけど、とても合うクリームを見つけたから定期購入を始めたの」と言う。
「だけど、外出が減って消費しきれないから1瓶あげるわ」
外出が減ってもクリームは朝や風呂上がり等々に使うんじゃ?と思ったものの、矢継ぎ早に、
「付属のスパチュラ(小さなスプーン)で掬って、顔にクルクルするのよ」と渡され、
冬の乾燥とマスク常用で顔がカサついていたことと、
ちょうどそろそろクリームがなくなるタイミングだったのでありがたく頂戴し塗って寝たら、
翌日、トンデモ肌荒れ。顔がまだら。無数のポツポツ。
私よりずっと皮膚が敏感な母に問題ないのになぜなんだ?
と思ってパッケージをよくよく見たら、クレンジングクリームだった。
外出しない=化粧をしない→メイク落とし洗顔料が消費できないという意味だったようだ。

確かに石鹸塗りつけて寝る人はそうそういないし、
勝手に美白的クリームや保湿的クリームと勘違いした私がバカだった。
あれだのこれだので通じる、長年の夫婦のツーカーに入り込むにはまだまだ未熟だった。

相方の父は父で、徒歩2分のコンビニに手ぶらでタバコをカートンで買いに行ったのに、
「バラしかない」と言われたらしく、「じゃ、それで」と返答したところ、
エコバッグも持ち合わせていないのにそのまま10箱ポロっと手渡されたから、「はて?」となった際、
「ならば、レジ袋代をいただきます」と。
いつも通りカートンで購入できたなら直に片手で持ち帰れるのに、
たかが3円にせよ、それは俺の落ち度なのか?とモヤりつつ、お釣りの7円を募金箱にねじ込んだと。

何を思えばいいのかわからぬまま、
そんな弥次喜多道中的な両親の元で育てられ、今も元気に過ごしておりますので、
足りない言葉をここで返しておきます。
エコバッグこそクレンジングせよ。

昨日寝すぎて眠れない徒然今村記。
自分で書いていて着地点がわからなくなったのでこの辺で。