北と南のご当地麺
2025/07/28
荒木建策(放送作家/脚本家)
近所のサミットに
サンポーの「焼豚ラーメン」が売っていた。
佐賀の会社であるサンポーの焼豚ラーメン。
九州人なら誰もが知るサンポーの焼豚ラーメン。
土曜の昼といえばサンポーの焼豚ラーメン。
ちなみに「やきぶたらーめん」と読む。
とてもチープな味なのだが、
カップラーメンの中で群を抜いて美味い。
東京では、今まで九州フェア的なイベントでしか
手に入らなかったが、サミットで常売(造語)。
滅茶苦茶嬉しい。
焼豚ラーメンといえば数年前の話…
彼氏にフラれて落ち込んでいた女子が
うちでベロンベロンになって号泣しているとき
泣き疲れて腹が減ったというので、
サンポーの焼豚ラーメンを作ってあげたら、
いつしか無言ですすりはじめ、
食べ終わった瞬間に
「このカップ麺、美味すぎない?」
と真顔で言ったことを思い出す。
失恋の傷をも癒すサンポーの焼豚ラーメン。
ご当地麺といえば、
最近、北海道限定だった「やきそば弁当」も
よく見かけるようになった。
やきそば弁当といっても
米がついているわけではなく、
他のカップやきそばと同じでお湯を入れて
3分後に捨てる普通のタイプなのだが、
個人的なメインはスープ。
ふたをあけると中にかやくと一緒に
粉末スープが入っていて、
それをマグカップにあける。
その粉末を戻し湯で割ると、
暴力的な美味さのスープができあがるのである。
原材料はわからないが、
その一部に道産子の涙が含まれていることは
間違いないと思う。
道民の失恋の傷も癒してきたのだろう。
このスープはメーカー指定の量よりも
少なめにお湯を入れるのがおいしく飲むコツ。
北海道特産品展などで
都内やその他の地域でも購入できると思うが、
金額は北海道では安売りであれば98円のところ、
特産展では大体250円と、
往復の飛行機代を考慮すれば
かなり良心的な価格となっている。
だが、麺に関してはまったくもって普通の味で、
とりわけ感想はないのだけれど、
とにかくスープは別格なので、
もし見かけたら試してみて欲しい。
今回は、
北と南のご当地麺を紹介した
ステマ回でした。
近所のサミットに
サンポーの「焼豚ラーメン」が売っていた。
佐賀の会社であるサンポーの焼豚ラーメン。
九州人なら誰もが知るサンポーの焼豚ラーメン。
土曜の昼といえばサンポーの焼豚ラーメン。
ちなみに「やきぶたらーめん」と読む。
とてもチープな味なのだが、
カップラーメンの中で群を抜いて美味い。
東京では、今まで九州フェア的なイベントでしか
手に入らなかったが、サミットで常売(造語)。
滅茶苦茶嬉しい。
焼豚ラーメンといえば数年前の話…
彼氏にフラれて落ち込んでいた女子が
うちでベロンベロンになって号泣しているとき
泣き疲れて腹が減ったというので、
サンポーの焼豚ラーメンを作ってあげたら、
いつしか無言ですすりはじめ、
食べ終わった瞬間に
「このカップ麺、美味すぎない?」
と真顔で言ったことを思い出す。
失恋の傷をも癒すサンポーの焼豚ラーメン。
ご当地麺といえば、
最近、北海道限定だった「やきそば弁当」も
よく見かけるようになった。
やきそば弁当といっても
米がついているわけではなく、
他のカップやきそばと同じでお湯を入れて
3分後に捨てる普通のタイプなのだが、
個人的なメインはスープ。
ふたをあけると中にかやくと一緒に
粉末スープが入っていて、
それをマグカップにあける。
その粉末を戻し湯で割ると、
暴力的な美味さのスープができあがるのである。
原材料はわからないが、
その一部に道産子の涙が含まれていることは
間違いないと思う。
道民の失恋の傷も癒してきたのだろう。
このスープはメーカー指定の量よりも
少なめにお湯を入れるのがおいしく飲むコツ。
北海道特産品展などで
都内やその他の地域でも購入できると思うが、
金額は北海道では安売りであれば98円のところ、
特産展では大体250円と、
往復の飛行機代を考慮すれば
かなり良心的な価格となっている。
だが、麺に関してはまったくもって普通の味で、
とりわけ感想はないのだけれど、
とにかくスープは別格なので、
もし見かけたら試してみて欲しい。
今回は、
北と南のご当地麺を紹介した
ステマ回でした。